「白い馬とその乗り手》(21)「前編」

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https://youtu.be/evq5ZFiu5C4

 

本論に入る前に……以前の動画で、四つの生き物と二十四の長老について解説した。

四つの生き物の描写だか、エゼキエルの見た幻、ヨハネが見た幻、エゼキエルもヨハネもたまたま自分が見た順番に書き記したと説明した。

ヨハネはたまたま見た順にかいた。実はこの、たまたまがヨハネの黙示録6章に繋がってくる奥義だった。

もしヨハネエゼキエル書の預言をパクっていたらエゼキエルが見た順に同じ描写で書き記していたとは思われないか?

もちろんヨハネエゼキエル書のことは知っていた。それでもヨハネは自分が見た順に、しかもエゼキエルの見た幻とは違うその四つの生き物についての描写を忠実に書き記した。

ヨハネが見た四つの生き物もエゼキエルがみた四つの生き物も同じもの『ケルビム』を表していた。描写の仕方に違いがある。

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ヨハネの幻の生き物がなぜそのように表されていたのか?

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それは、ヨハネの黙示録6章の奥義につながっていくから。

ヨハネからすれば、たまたまだったかもしれないが、この幻を見せた側からすれば必然。f:id:remedy5:20211024225519p:image

四つの生き物=ケルビム全体を表していて、ケルビムはたくさんいる。

二十四人の長老=セラフィムもたくさんいる

ヨハネの見た四つの生き物のそれぞれの描写=ヤハウェの特質を象徴的に表すものであり、四つの生き物として表されるケルビム達は、他のみ使いたちよりも、ここで表現されている特質が際立っていることを表している。

 

では二十四人の長老たちは?このような特質はどうだったか?

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四つの生き物で描写されているこのような特質に関しても、ケルビムたちよりもセラフィムたちのほうが優れていると考えるのは妥当。

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聖書の中でししというのは、なにを象徴的に表しているのか?=義

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イエス・キリストがユダ族のししと呼ばれているのは⬆️そういう意味である。

 

第二の生き物、雄牛のよう

聖書のなかでは、力強さ、力(パワー)を表すのによくつかわれている。
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第四の生き物は飛ぶわしのよう

わしというのは、聖書の中では、特に知恵を象徴的に表すものとしてよく用いられる。補足的にいうなら、識別力、洞察力を表している。

 

第三の生き物は、人のような顔をしており

人のような顔というのはどのような特質をあらわしているのか?

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愛という特質を表している。

 

しし=義 勇敢さ 勇気 覇気 公平さ 公正さ

牛=力

人のような顔=愛

わし=知恵 識別力 洞察力

これらの特質を完全に有しておられる方=ヤハウェ


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この6章の描写はいつから始っているのか?f:id:remedy5:20211024225514p:image

1節 四つの生き物の一つが……とある。

ヨハネの見た第一番目の生き物が表している特質が関係してくる。四つの生き物の第一番目の生き物とは?

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しし(義 勇敢さ 勇気 覇気 公平さ 公正さ)

 

つまり、2節にでてくるものがそのような特質を全面に出して登場してくることを表している。

 

2節をみると

白い馬とその乗り手が登場してくる。

これは誰のことを表しているのか?

 

ヨハネの黙示録を解説するには、いくつかのカギがある。

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ヨハネの黙示録の主人公=小羊と十四万四千人

 

もう一つのカギ

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この預言は終末の期間に入ってからハルマゲドンの決戦が関係している。それ以降のことも関係している。

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あるキリスト教の団体は、白い馬と馬の乗り手をイエス・キリストだと解釈しているところもある。それにちなんだ色んな解釈もある。

イエス・キリストのことだけを表しているのでしょうか?

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イエス・キリストもかんけいしてるといえる。なぜなら、この幻の主人公のひとりが小羊であるイエス・キリストだから。

 

この幻の主人公はだれだった?

小羊、イエス・キリストだけではない。十四万四千人一人びとりも関係している。

イエス・キリストご自身でさえ、今後さらにいろんなことに勝利を得てゆかなければならない方。

十四万四千人はどうか?

小羊の行く所へは、どこへでもついて行くと言っている者たち。

彼らも今後、いろんなものに勝利していかなければならない。
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この預言は誰を励ます預言なのか?

ここでヨハネの黙示録1節にもどる

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四つの生き物の一つが、『きたれ』と呼ぶと白い馬とその乗り手が登場する。

この四つの生き物の一つというのは、第一の生き物=しし


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四つの生き物の一つが『きたれ』と呼ぶと白い馬とその乗り手が登場してくるが、これは主に十四万四千人がハルマゲドンの決戦までに特に義、ヤハウェの義の基準、ものさし、勇敢さ、勇気、覇気、公平さ、公正さという特質が際立つような仕方で登場してくることを示唆している。

それを考えるなら、十四万四千人一人びとりは、最後までヤハウェの義の基準、つまりものさしから外れないという決意、覚悟、それに伴った努力も必要。